前回では建具の金具の補修(交換)方法でしたが今回は同じ建具でも折れ戸の脱線修理方法のご紹介です。
DIYで出来る、折れ戸の修理。
クローゼットなどによく用いられるスライド折れ戸、人がぶつかったりすると床レール(最近では床レール無しタイプも有り)からずれたり脱線してしまうこともあります(写真は吊元側から折れ戸が外れた状況)。
DIYで出来る、折れ戸の修理。
吊元側が外れた場合は、写真の様カチッと音がするまでスライドさせれば元に戻りますが、その前に写真の黒い受け側樹脂部品がぐらついている場合がありますので確認の上作業下さい。
DIYで出来る、折れ戸の修理。
吊元側が固定出来たら端側も確認します。写真の様にレール内に樹脂部材(白い部分)が収まっている場合は問題有りません。
DIYで出来る、折れ戸の修理。
先ほどの白い樹脂部材(ピポットハイジロック)も脱線している場合はご覧のようなリフトアップ工具(HSで入手可能)で写真の様に持ち上げると簡単にはめることができます。ずれたまま建具を動かすと床に傷がついたりより破損状況が悪くなる場合がありますので、おかしいと思ったら放置しないことです。
既存住宅には経年劣化による不具合がつきものです。でも、購入前のインスペクションで、状況がわからないという不安を解消することは可能ですよ!