近年車庫の屋根と言えばアルミフレームに樹脂の屋根板で構成されたものが一般的になってますが、その修理依頼の多くが樹脂屋根板の破損による張替です。今回はその一例のご紹介です。
原因
樹脂屋根板の破損は飛来物や強風等によるその許容変形量を超えた場合に起こります。また、紫外線の影響などによる経年劣化が進んだ状態になるとより破損し易くなります。
修理
修理は簡単(30分程度)ですが、破損部1枚をまるごと交換することになります。また、サイズを合わせるために事前に採寸作業が必要です。25年以前に施工されたこちらの樹脂板に対し、近年ではポリカーボネートという飛来物による衝撃や風による変形に強い材質のモノが主流になっています。種類も豊富(色合いや影の濃さが選べる)で熱線吸収タイプもあります。施工費用は35,000円～程度かかります。ご参考まで。
既存住宅には経年劣化等による不具合がつきものですが、インスペクションによりその原因がはっきりし適切な対策を講じることができます。
